院長も減量しました!(糖質制限編)
はじめに
現在でもダイエット・減量に関する出版物やら情報はさまざまあります。
一人一人顔が異なるように情報等にて異なると思います。
以下に取り上げる“糖質制限”は糖尿病等の基礎疾患のある患者さまには病態の変化等が起こる可能性がありますので、事前に主治医とご相談ください。
糖質制限との出会い
2012年9月、第21回日本脂質栄養学会(麻布大学)参加時、
会期中のパネルディスカッションにて大櫛陽一先生(東海大学)が『コレステロールから糖質へのパラダイムシフト』と題して講演をされた。
食事では動物性食品の摂取は減少したが、炭水化物の摂取量が増加。このため、高度肥満が増え糖尿病も増えた。ニューヨーク市は2013年3月から糖質摂取制限を開始。
そして翌年2013年9月、第22回日本脂質栄養学会(高知)での大櫛陽一先生のシンポジウムにて『間違っていた糖尿病の予防と治療』の講演の中で『ケトジェニックダイエット(KGD)』という言葉を初めて聞いた。
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簡単にまとめると
- 超低糖質食(KGD)にてケトン体が誘導
- 脳はグルコースよりケトン体を好む
- ケトン体が誘発される時に体内脂肪が分解され肥満が解消される
この後よりKGD・糖質制限に関する著書を読みあさり、自身で試みることとした。
高校時代の陸上部で短距離選手であった頃のベスト体重は62kg前後。
2013年9月時点では体重が66~68kg
- 既往歴
- 内分泌・代謝性疾患なし
- 喫煙歴
- なし
- 運動状況
- 定期的な運動はできず、週一回2時間程度の運動のみ。
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プロジェクト(計画)
- とにかく炭水化物を食べない
- 目標は白米、そば、うどん、ラーメン等を食べない
- アルコール類は日本酒×、通常のビール×
- 間食はナッツやアーモンド、クルミ等
結果(2016年3月時点)
体重は62kg台まで減量に成功。その後も体重はほぼ維持し現在も継続中。
あとがき
現在も基本的に糖質制限継続中でありますが、開始当時より白米、日本酒等は多少摂取しています。それでも体重は63~64kgを維持できております。カロリー制限による減量に比べると体重変動が少なく、この食習慣に慣れてしまうと楽です。
しかし、大きな問題は白米等食べないために野菜、魚、肉類がメインになるため食費がかさむことです。
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